心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

捨てる神

ご訪問、ありがとうございます。


今日の朝の空(もう少し早ければ、チャンと朝日がとれたのに。(._.))



夫は、この2月〜6月にかけての4ヶ月程、両膝が痛くて、

歩けなくなり、車椅子生活となった。


去年の5月、それまで介護していた父が亡くなった。

(最後の半年は施設に入所していたが、肺炎や骨折での入院で、毎日のように病院に通った。)

これで、介護から開放されると、思ったのに、

今度は、夫の番かと、暗澹たる思いがした。


夫は、痛みと、不甲斐ない自分の姿にイライラついて、

イライラを私にぶつけて来た。


もう、やってらんない💢と

ある日、娘たちとのラインに


「もう、やってらんない!お父さんを捨ててもいいですか」と送った。


直ぐに、長女から


「私は、拾いません」と返事来た。(_ _;)


次女からは、何も返事が来なかった。


優しい子だから、冗談では、済まされなかったんだろう。


今、夫は、リハビリのおかげで、なんとか歩けるようになった。

(でも、まだ杖は手放せない)


今後の事を考えると、先は暗いなぁ。


だが、次女を、拾う神には、できないから、

私も、捨てる神には、なれないだろうと思う。


考えてみると、私も若くは無い。

私が車椅子に乗る側になる可能性も、あるわけだ。


その時の、自分の有りように、自信が持てるか?


夫と同じ事をしはしまいか?


老いて行くというのは、悲しく、残酷な事だな。


なんとなくだが、そんな時が来たら

夫は、車椅子を押してくれると思う。たぶん・・・

(今更だが、根は優しい人だ。)


今日も、夫は杖を付きながら仕事に行った。

(車での通勤だが)


感謝、感謝です。



今日は、お読み頂き、ありがとうございました。