夫の時間
夫を送り出した後、散歩に出ました。
まだ太陽が昇る前の空気は、ひんやりとして気持ちがいいです。
日が昇って来た空に大きな ✕ が!
天からの私へのダメ出し?
今朝、夫が出掛ける時
「もっと時間が有ったらいいのに」と言いました。
なんの時間か聞くと、これからの時間だと言います。
先日従兄弟が亡くなりました。
夫とそんなに年齢が違わないので、ショックを受けていました。
今までは、伯父、伯母の訃報が届いていたのが、
いよいよ自分達の番になって来たことに、
改めて年齢を感じたようです。
男性の平均寿命は81.05年になりました。
夫は後7年あります。
しかし、それを長いとみるか、短いとみるかより
いかに過ごせるかが、問題だと思います。
会社と土曜日の買い物以外、
出掛ける事のない夫は、一体何をして
これからの時間を過ごそうとしているんでしょう
足の悪い夫が、この先転倒して骨折なんかして
入院したら、もう歩けなくなる可能性が高いです。
いえ、今の歩く姿を見たていたら、段々と歩ける距離、
時間が短くなり、もう家の中でしか歩けなくなる日も
そんなに遠い事では無いように思えます。
ねえ、夫よ!
残りの短さを嘆くより、今を如何に過ごすのか
これからをどのように過ごせるのか、
そして、たぶんそこにいるだろう私が、
どのような気持ちで側にいるのか、いてくれるのか
それを考える事の方が大切だとは思いませんか?
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