心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

原点の場所

ご訪問頂きありがとうございます。


3連休最後の日、今日もいい天気になりそう。

でも、今日もど〜っこも行かない (TT)


この頃、学校卒業後に住んでいた町の事を

思い出します。


もう、46年も前の事です。


その間に、大きな震災がありました。

テレビに映る、無惨に変わり果てた駅前の様子を

信じられない思いで見ていた事を、覚えています。



あの場所は、私達夫婦の原点の場所でした。


5年に及ぶ交際期間。

別れる、別れないと喧嘩をした場所。

楽しい事も、

そして何もかも終わらせて、両親の元に帰ろうと思った事も。

いろいろな時を、独りで、時には2人で過ごした場所。


震災後、町も随分変わってしまったでしょうね。


住んでいたアパートも、

小さな市場を抜けて

毎日通った銭湯も、影も形もないだろうなぁ。


あまりの変わりように、アパートの場所さえ分からないかもしれない。


電車で1時間、夫にナイショで、1人で行ってみたなと、この頃思う。



最後までお読み頂きありがとうございました。

息子もやっと

ご訪問頂きありがとうございます。


今日、息子がやっと1回目のワクチン接種をします。

集団接種でモデルナを打ちます。



1週間程前、ネット予約しようとサイトに行くと、

ファイザーは空きが無く、モデルナはガラガラだったそう。


「副反応や異物混入なんかで、みんな敬遠してるのかな、どうしよう。」

とラインが来たので

「感染のリスクの方が大きいから、打てる時にしておいた方がいいんとちがう?」

と返信しました。


息子は、満員電車で1時間半かけて出勤してます。

それが1番心配だったんです。


「19日に接種決まった」とラインが来ました。


「副反応に備えて、水やら、簡単に食べられる物

用意して、何かあったら連絡して。」と

返信しました。


副反応が軽く済めばいいなぁ。



最後までお読み頂きありがとうございました。

親としての姿

ご訪問頂きありがとうございます。


台風も、夜のうちに通り過ぎ、今は風も弱く、雨もあがっています。




私は、子供がある程度大きくなるまで、父親(夫)の事を悪く言ったり、

おこないを否定するような事は、言わないようにしていました。


父親に対して、悪い先入観を持たせてはいけないと思ったからです。

(今は母子して、ボロカスに言ってますが)


たぶんそれは、亡くなった私の両親の姿を見ていて、自然にそうしていたんだと思います。


私の長兄が小学校高学年の時、作文で「両親の喧嘩をするところを見た事が無い」と書いたらしい。

先生が母にそれを言うと(信じられないと思ったようです)

母は「子供達の前では、言い争うような事はしないと、夫婦で決めてます」と言ったそうです。(父から聞きました)


でも、私達も大きくなって来ると、

言い争いはしてないが、両親が口をきかない日が2、3日続くと、喧嘩してる?と察するようにはなってました。


本当に喧嘩をしていたとしても、実際に言い争う両親の姿を見るよりは、

穏やかな気持ちでいられたのではないかと思います。


そんな両親は、お互いを悪く言う事はありませんでした。


だか、夫にはそういう配慮は、全く無かったです。


子供達の前でも、平気で「馬鹿が」と言う言葉をぶつけて来ました。


思えば、田舎に帰った時、夫と兄弟の会話は、

「馬鹿」と言われたら、負けじと言い返す、

喧嘩腰のように言いあっていたように感じました。



何度止めてと言っても、なかなか改まる事は無かったです。


言ってる本人は、単なる口ぐせで、何の意味も無かったのかもしれません。


でもわたしは、「バカ」の語感のきつさがいやでした。

語感の中に、蔑みを感じました。


だから、子供達の前で、自分の妻を、子供達の母親を馬鹿呼ばわりする、

その神経が、私は堪らなく嫌でした。


そんな夫も、やっと今は「馬鹿」と言わなくなりました。


何より良かったのは、息子がその言葉を言わない事です。

(嫌がる私の姿を、チャンと見ていてくれたんでしょうか)



最後までお読み頂きありがとうございました。