それはお荷物でしかない (¯―¯٥)
先日、大腸がんで入院した義弟が、退院したとの電話が有りました。
腹腔鏡下手術後も順調に回復しているようで
電話の声も、とても元気でした。
その電話で、先日義兄が言っていたように
田舎の土地と家を、私達の息子に相続させようと思うんだけど
考えてみてくれ、と言って来ました。
今その土地と家は、義兄と義弟が半分づつ持っているようです。
義兄には奥さんと未婚の娘がいます。
順番で行けば、義兄が亡くなったらその持ち分の土地と家は
お義姉さんと姪が相続する事になります。
その後義弟が亡くなると、残りの半分の土地と家は
夫と義兄の娘である姪が、相続する事になります。
普通はそうなるのに、義兄たちはわざわざ遺言を書いて
その土地と家を私達の息子に遺すと言うんです。
田舎だからでしょうか、
お義姉さんも姪も、家は男が継ぐものと思っているのか、
それともそんな古い家はいらないのか、納得しているようです。
夫に聞くと広さは160坪有るそうです。
そこに、古い大きな家と、商売をしていたので店と倉庫が有ります。
今後どんどん古くなり、修理の必要な家です。
田舎に帰る事など無いだろう、息子に継がせてどうするんでしょう
ここ数年、「空き家問題」が取り沙汰され、ニュースなどでも目や耳にする機会が増えてきています。
2015年に、空き家に関する新しい法律が施行され
空き家を放置し続けたままだと、いずれ多額の税金がかかってしまうことがあるそうです。
そんな維持管理を、遠く離れて住む息子(義兄たちからすると甥ですよ)に
背負わせること無いのに!
お義姉さんと姪は近くに住んでいるんだし、
その二人に相続させたらいいじゃない、と思うんだけどダメですか?
田舎の先祖代々の土地家屋って、継がされる者にとっては、
お荷物でしかないように思うのは、その土地になんの愛着もないからですね。(冷たい嫁です(-_-;))