心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

それはお荷物でしかない (¯―¯٥)

先日、大腸がんで入院した義弟が、退院したとの電話が有りました。



腹腔鏡下手術後も順調に回復しているようで


電話の声も、とても元気でした。



その電話で、先日義兄が言っていたように


田舎の土地と家を、私達の息子に相続させようと思うんだけど


考えてみてくれ、と言って来ました。




今その土地と家は、義兄と義弟が半分づつ持っているようです。



義兄には奥さんと未婚の娘がいます。



順番で行けば、義兄が亡くなったらその持ち分の土地と家は


お義姉さんと姪が相続する事になります。



その後義弟が亡くなると、残りの半分の土地と家は


夫と義兄の娘である姪が、相続する事になります。



普通はそうなるのに、義兄たちはわざわざ遺言を書いて


その土地と家を私達の息子に遺すと言うんです。



田舎だからでしょうか、


お義姉さんも姪も、家は男が継ぐものと思っているのか、


それともそんな古い家はいらないのか、納得しているようです。



夫に聞くと広さは160坪有るそうです。



そこに、古い大きな家と、商売をしていたので店と倉庫が有ります。



今後どんどん古くなり、修理の必要な家です。



田舎に帰る事など無いだろう、息子に継がせてどうするんでしょう



ここ数年、「空き家問題」が取り沙汰され、ニュースなどでも目や耳にする機会が増えてきています。



2015年に、空き家に関する新しい法律が施行され


空き家を放置し続けたままだと、いずれ多額の税金がかかってしまうことがあるそうです。



そんな維持管理を、遠く離れて住む息子(義兄たちからすると甥ですよ)に


背負わせること無いのに!



お義姉さんと姪は近くに住んでいるんだし、


その二人に相続させたらいいじゃない、と思うんだけどダメですか?



田舎の先祖代々の土地家屋って、継がされる者にとっては、


お荷物でしかないように思うのは、その土地になんの愛着もないからですね。(冷たい嫁です(-_-;))