心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

本が読めない。・゚・(ノД`)・゚・。

この頃図書館から借りた本を、返却日までに読み終わる事ができない。


期間は3週間も有るのに、たった1冊の本が読めない。



以前は、3,4冊借りても期日前に返して、新しく借りていたのに。


私は小さい頃から、本を読むのが好きだった。


学校の図書館に無い本は、町の図書館に行って

アルセーヌルパンやシャーロック・ホームズなど、

夢中になって読んだ。


クリスマスのプレセントも本だった。

だから家には世界文学全集などが有った。


これは母の影響が強い。

母はいつも本を読んでいた。


私が17歳の時、父の転勤で他県に引っ越しをした。

その市には、移動図書館が無かったので

母は市役所に何度も移動図書館開始願いの手紙を出し、それが叶えられた。

50年も前の事だった。


母は誰一人知り合いの居ない地で、私が進学の為家を出た後

独りで寂しかったんだと思う。

ひたすら、本を読んでいたと、父が言っていた。

母は、本に救われていたんだと思う。


でも、この頃本が読めない。

30分と集中ができない。

登場人物の名前、関係性を忘れる。

そんなんで、途中で嫌になり、読むのを止める。


こんな事を繰り返している内に、返却日が来てしまう。


せっかく近くに図書館があるのに。

本を読む楽しさを思い出さなきゃ。

老後は長い


最後までお読み頂きありがとうございました。


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