昨日夕飯の後、後ろのダイニングの方からゴトンッて
大きな音がしました。
驚いて振り返ると、床に転がっている夫の姿が!!
さっき見た時は、いつものように酔っぱらっていい気分で
椅子でうたた寝をしていました。
たぶん寝ててそのまま椅子から転げ落ちたんでしょう。
咄嗟に手を出しても、全てが衰えて来た夫の腕は
自分の体を支えきれなかったんでしょう。
立ち上がろうと、もがいています。
不安定な椅子につかまろうとしているので、
「一旦四つん這いになって」と言うと
「手ぇ貸せや!」と言います。
「自分でやって。一人の時どうするの!」
「ひとりじゃないだろう、バカが」と夫。
私手を差し出すのを躊躇いました。
それでも手を差し出し夫を引っ張りましたが、80キロを超えた体
引っ張るなんてできません。
夫はなんとか立ち上がり、フラフラとベッドに行きました。
その姿を見て、昔お義兄さんに
「○○(夫)は我が家の希望の星なんだ」と言われた事を
思い出しました。

確かに夫は地元のトップの公立高校の今で言う『特進クラス』で
国立大学を目指していました。
ところが夫の受験の年は、あの学生運動から東京大学の受験が中止に
なる!というとんでもない事態になった年だったんです。
そのせいで、あとない浪人生などが他の国立大学に流れ
夫が受験した大学も倍率が跳ね上がり、夫は合格を果たせず、
関西の私立大学へ進学しました。
そんなちょっと傾いてしまった『希望の星』は、関西に来た事で
私と出会い、結婚して、今や『希望の星』は星くずとなり
地に落ち、燃え尽きてしまったようです。
お義兄さんは『夫星』にどんな希望を託していたんでしょう。














