心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

不思議な事

   ここ何回か家族、兄弟の事を書いて来ました。


   私は、兄達と会うことが無かったと。



   それが、突然次兄から電話が架かって来ました  Σ٩(⊙д⊙)۶


   住んでいるアパートの契約更新で、保証人になって欲しいと言います。



   これまでは、父が保証人になっていたようですが


   父が亡くなったので、私に頼んで来ました。


 

   保証人ってちょっと嫌だなぁって思いましたが


   次兄には家族は私しかいないので、引き受けるしかありません。



   何日かしたら、不動産屋さんから契約書類が送られて来るようです。




   このように、私が兄弟の事を書いていたら突然電話があって


   思い出した事がありました。



   次兄は、30年前に亡くなった長兄と


   東京で割と近くに住んでいたそうです。


   

   この兄達と亡くなった父は、年に1回お正月の時に


   電話で話しをするだけでした。



   この唯一の連絡方法も長兄の所の固定電話しか


   有りませんでした。(30年前です、携帯なんて高嶺の花です)



   だから何かあった時、


   次兄には長兄を通してしか連絡はできなかったんです。



   そんな状況の中、長兄がクモ膜下出血で駅で倒れたと


   警察から父に電話がありました。


   

   父は直ぐに私に電話をして来ましたが、


   次兄に連絡する方法がありません。



   父が1人オロオロしていたら


   年に1回しか電話をして来ない


   その次兄から電話が架かって来たんです。




   当然、長兄の事を知っての電話かと思ったら


   次兄は何も知らず、


   「唯電話しようと思っただけだ」と言ったそうです。



   父は「それを聞いて震えた」と言ってました。



   この次兄は、以前にも同じ様な事が有りました。



   母がガンで入院した時、


   父はその事を私達には言いませんでした。



   父は、ずーっと母の病室に泊まり込んで


   週に1度くらい家に帰っていたそうです。



   その日も家に帰り用事を済ませ、バス停に向かっていると


   向こうから次兄が歩いて来たそうです。



   なんの連絡も無く、


   「急に思い立って旅行のついでに寄った」と言ったそうです。


   

   あと10分遅かったら、会えないところでした。


  

   次兄はそのまま、父と一緒に病室に行き


   まだ元気だった母に会うことができました。



   次兄は父の「もう直ぐ退院するから、他の兄弟には言うな」の


   言葉を信じて、私達には何も知らせませんでした。



   それが母の亡くなる2ヶ月ほど前のことでした。



     



   次兄にはそんな、なにか?   チカラ ? シックス・センス?


   みたいなものが有るんでしょうか。



   次兄は、自分に何かあった時


   私に  “ ナニか  ”  を送ってくるんでしょうか。


   ・・・・・・:( ;´꒳`;):