心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

希望の光はまだあるのかな?

息子が久しぶりに来ました。



雨が降り出す前に、と朝早く8時前に来ました。



今回は勤務地が変わらしく、詳しい話を聞こうと夫が呼びつけたようです。



今までは通勤に1時間半ほどかかってましたが、


この4月からは、door to doorで40分かかりません。



自転車で行けばもっと早く着けます。



今までの所は、残業などしたら帰って来るのが11時過ぎていたようですが


これからは早く帰れるので、夕飯もまともな物が食べられるでしょう。



そんな話をしながら、昨日作ったかやくご飯、豚汁、出汁巻き卵、大根と鶏肉の煮たのを


パクパク食べている姿に、ちょっと胸が痛くなりました。



その後夫がいつもの整形外科に行ったので、息子が家の中を見てまわり


新しい物を見つけては(次女に貰ったデジタルフォトフレームや私のスマートバンド)


いろいろ文句をつけます。



そして、何かの拍子に結婚の話になりました。



息子は結婚しない、と言ってました。



自分の事で手一杯で、奥さんや子供の事まで責任が持てないと言ってました。



そして「おかんも、無理に結婚せんでもいいって言ってたやろ?


 前のお見合いの話の時も反対してたし」と言います。



それを聞いて、あっ、この子は勘違いしている、と思いました。



お見合いを反対したのは、その時息子に結婚する気が全く無かったし


仕事も安定していなかったので、まだ早いと思ったのと、


お見合いの相手が、夫の友達のお嬢さんだったからです。



結婚する気も無いのにお見合いして、こちらからお断りして、


夫と友達の仲が、気まずくなるのが嫌だったからです。



そのことを話し


「私は、あんたに結婚して欲しいと思っているよ。


 無理に結婚しろとは言わないけど


 結婚しないって決めてかかって、チャンスを逃す事はないと思う。


 もし、会社とかで小さなきっかけが有ったら、ちょっと手を伸ばしてみて欲しい」と言いました。



息子は少し考えて「結婚したとしても、子供はいらない」と言いました。



「相手がそれを納得しての結婚なら、それでいいやん。


 それこそ、あんたも相手も40歳を過ぎての結婚なら


 そんなこともありじゃないの?」と言うと



「ふ〜ん、まあ、あんまり期待しないで見ててくれるか」と言いました。


 


私は最後に「結婚したら幸せとは思っていない。


 でも、あんたの今の状況が幸せに見えない。


 一人でやって行くなら、もっと一人を楽しんで!


 自分の時間を謳歌しなさい」と言いました。



その後夫が帰ってきて、三人で買い物に行きました。


息子はスーパーの袋二つに、たくさんの食料品を入れて


帰って行きました。



息子の結婚への希望の光は、完全に消えてしまった訳でもないのかな・・・?(^_^;)