心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

夫婦の形

あれから、友人夫婦の事が心に有り、夫婦の形って何だろうと考えている。

息子さんが、大学進学のため家を出てから20年

ずーっと家庭内別居だった夫婦。


一度も顔を合わせない日は、しょっちゅうだったらしい。


同じ家の中だ、当然その気配は感じていただろう。


それを、いない者と思う。


そんな生活を20年、友人もだが、ご主人もどう思っていたんだろう。


以前勤めていた会社の同僚に、やはり家庭内別居の人がいた。


ある日、ご主人がいる事を知らず洗面所のドアを開けると

ちょうどお風呂に入ろうと、上の服を脱いだところだった。


そのご主人の背中に大きな瘤のようなふくらみがあった。


ご主人によると、半年前くらいから段々大きくなって来たそうだ。

次の日、慌てて一緒に病院に行った。


家庭内別居をしてなければ、最も早く気が付いただろうし、

ご主人から、言って来ただろうと思ったそうだ。


結果は悪性のものではなかったが、手術で取った。


その時同僚は、居て当たり前と思った夫が居なくなったら生活できない現実に、(大学生の子供が2人)

これからの自分達夫婦のことを、しっかり話し合わなきゃと思ったそうだ。


その他に、離婚したのに一緒に暮らしていた元夫婦も知っている。

お互いその方がメリットあるし、そうしないと生活できないから、と言っていた。

 

夫婦の形って何だろう。



私も、独りになりたいと思うことは、しょっちゅう有る。


それを行動に移さないのは、

まだ、堪えられるからか、

行動に移した後の大変さを考えるからか、

弱って来ている夫への情けか、

それとも、他人から見たら、私の我儘にしか見えないからなのか

自分でも分からない。(もしかしたらこの全てなのかも)


そして、心の奥深くで、

独りの寂しさを感じるだろう事を、否定できない自分がいる。


なんだか、この2、3日ネガティブな話が続いた。

やはり、友人のご主人の亡くなリ方が、衝撃的だったからだろうか。


最後までお読み頂きありがとうございました。


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