子供のいる幸福、いない幸福
先日、ヤフーに『子供がいる人ほど幸福度が低い』という
拓殖大学授佐藤一磨准教授、他の記事が載っていた。
1.子供のいない専業主婦
2.子供のいない働く妻
3.子供のいる専業主婦
4.子供のいる働く妻
この4パターンでデータが示されていた。
1番幸福度が高かったのが
《 1.子供のいない専業主婦 》
1番幸福度が低かったのが
《 4.子供のいる働く妻 》だった。
奇しくも、我が家の長女は1.で次女は4.にあたる。(¯―¯٥)
子供を持つことは、女性を幸せにすると思われていたのに、
実際は違っていた。(他の国でも同じ様な結果だった。)
また、男性でデータを取っても
子供のいない夫の方が、子供のいる夫より
幸福度が高かった。
なぜ子供がいる夫婦の幸福度が低いのか。
記事には
『子供を持つこと自体は、人生における精神的な充足や幸福に繋がるが、
子供を持つことに伴う生活の変化が幸福度を下げる』とあった。
幸福度を下げる最大の要因は、経済的負担だった。
確かにそうだろう。
我が家も、それぞれ塾や習い事、進学と
3人分でどれだけかかったことか (TдT)
そして日本では、子育ての終わったはずの高齢者の幸福度も低い結果になった。
それは、子供にお金がかかり貯金が出来なかったり
ローンが残っていて生活を圧迫しているからだ。
さらに、親と同居する未婚者が増加しているのも原因だ、とあった。
65歳以上の親と未婚の子供のみの世帯が1975年は68万世帯だったのが、
2019年には512万世帯に増えている。
非正規雇用で働く若者の割合が増え、生活水準も低下して
親に基本的な生活を依存する未婚者の増加が
親世帯の経済的負担を長引かせ
幸福度を下げている。
私達世代の子育て時は、児童手当等の公的支援は、かなり制限があった。
( 実際に我が家は子供3人いても、何の補助も無かった。)
それでも、がんばって、がんばって子育てして、
年老いてもまだ苦労している親に、安寧の時は来るのか、救いはあるのか
・・・・やるせない気持ちになる。
子育てが幸せと思えない今、子供の数が増えて行く事は無いのではと思う。