心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

仏様のお顔

土曜日に行った、奈良円成寺参拝の続きです。


円成寺を出ても、まだ10時半でした。

せっかく奈良まで来たんだからと、次は、興福寺に行くことにしました。


興福寺は円成寺から10分ほどです。

さすが、市の中心部、車も人も多かった (-_-;)


そして、鹿も!





興福寺に来た理由はこれです。

興福寺で見たかったのは、このポスターの1番上の『 阿修羅 』と

1番下の 『天燈鬼  』『 龍燈鬼 』の像です。


勇んで国宝館へヽ(^o^)丿


阿修羅像は、他の八部衆立像と同じように、並んで展示されていたので

左右のお顔がよく見えませんでした。(._.)


3つの顔がそれぞれ微妙に違い、戦いの神である『 阿修羅 』が

仏教に帰依して、悟りを開いていく様子を表していると言われているなら

左右の顔もちゃんと見えるようにして欲しかったなぁと思いました。


『 天燈鬼 』と『 龍燈鬼 』は、本来四天王に踏みつけられている邪鬼に

燈籠を持たせ仏前を照らす役目を与えるという面白い像です。

 (2枚の写真は興福寺のHPよりお借りしました)

肩で燈籠を担いで口を大きく開けた天燈鬼

頭上に燈籠を乗せて下唇をぎゅっと結んだ龍燈鬼  

この2つの像は他ではあまり見ないものなので、是非見たいと思っていました。


80cmにも満たない像ですが、生き生きとした動きと、力強さにあふれた手足

そしてユーモラスで人間味豊かな表情。

面白い、楽しい像でした。


この2つを見ることができて、大満足(^o^)


他にもこんな特別展も行われていました、


これも見たかったんですが、夫の足が限界に達し、

「 もう、車に戻る。後は一人で見て来い。 」と言われてしまいました。

長蛇の列です。

夫を長い時間待たせるのは、申し訳ないので止めました。


南円堂は『 西国三十三所 』の第九番札所です。

ここで御朱印が頂けるんですが、

ここも長蛇の列!諦めました。


この後ランチも取り止め、柿の葉寿司を買って帰路に着きました。


終わりの方はちょっと残念でしたが、

『 大日如来 』『 天燈鬼 』『 龍燈鬼 』この3体に会えたから大満足です。


連れて行ってくれた夫に感謝です。


最後までお読み頂きありがとうございました。


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