懐かしいお菓子
急に寒くなった日曜日、
おでんでも食べたいね、なんて夫と話していたら
突然 “ ドォン ” と爆発音が!
えっ!!なに?!と思っていたら
「大変お騒がせしております。
只今○○公園でポン菓子を作っております。
お米と砂糖をご持参頂ければ、800円でお作り致します」
と聞こえて来た。
ポン菓子!
私の生まれた所では “ ドン ” と呼んでいたように思う。
それこそ、出来上がった時の音から来ているのだろう。
おじさんが熱くねっしたポン菓子の機械(製造機?)に
お米を入れクルクル回して、途中でザラメ(砂糖じゃなかったと思う)を入れ
さらにクルクル、クルクル回した。
私達子供は、周りに集まり、しゃがんでそれを見ていた。
そして出来上がるとおじさんが木槌で周りをコンコンと叩いて、
出来上がったのを私達に教えてくれた。
周りにいた私達子供は、耳を塞いで
しゃがんだまま後ずさりして、その時に備えた。
おじさんがポン菓子機の蓋をガンと叩くと
白い湯気と共に “ドォン” と大きな音が響き渡り
ポン菓子が勢いよく飛び出し
辺りに甘い匂いがウワーッと広がった。
おじさんが袋に入れてくれたポン菓子は温かくて、
うれしくて、抱きしめて走って家に帰った。(ような気がする)
もう60年ちかい昔の事を “ ドォン ” の音が懐かしく思い出させてくれた。
(しかし、材料全て持ち込みで800円ってどうなん?・・・ってもう少し思い出に浸れよ (^_^;))
最後までお読み頂きありがとうございました。
追記
ザラメは煮溶かして、出来上がったポン菓子にかけるようです。
私の記憶違いでした。m(_ _;)m