心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

え〜っ!逆戻り!?

夜、うつらうつらしていると、夫の声がする。

最初何を言っているのか、分からなかった。


寝ぼけているのかな?と思ったが

「お母さん、お母さん」と呼んでいるではないか!


飛び起きて、行ってみると、

リビングの椅子に座り込んでいる夫の姿


私「どしたん?」

夫「トイレに行って来きたんだけど、腰が痛くてこれ以上動けん。」と言う。


昨日から、腰が痛いと言っていたが、そこまでとは思っていなかった。


救急車を呼んでくれ、と言う。

え〜っ、ちょっと待って。

こんなんで救急車呼ぶ?


それで思い出した。

救急車を呼ぶ前に、“ 救急安心センター ” という所に電話すると

家の近くの救急病院を教えて貰える。


夫に車の運転は出来るのかを確認して、電話番号を調べて

「腰が痛くて動けない」と電話した。


私の住む市には、整形外科の夜間診療をしてくれる所が無く、

隣の市の病院を案内された。


直ぐにその病院に電話をしてみる。

今日は外科の先生しか居ないので、処置としては

痛み止めを打つくらいしかできないが、

それでも良ければどうぞ、とのこと。


それで充分ですと、夫を着替えさせ車椅子に乗せて

車の所まで運び病院に向かった。


その病院は隣の市にあるが、

我が家からは車で15分もかからない。


以前父が入所していた、老人ホームのすぐ隣に有るので

場所はよくわかっていた。


夜間受付の入口が分からずウロウロしてしまった。


受付が終わり、救急処置室と書かれた部屋の前で待つ。

暗い中、そこだけ薄明るく照明が付き、

それだけでなんとも不安な気持ちにさせられる。


看護師さんに呼ばれて、夫だけ処置室に入った後

当直の若い先生が、眼の前を通って部屋に入って行った。

診察して頂き、痛み止めの点滴をしてもらえた。

30分ほどして出て来た夫は、少し楽になったようだった。



家に帰って来たのが1時を過ぎていた。

こんな時間でも、電気の付いている家が結構有るのに驚いた。

(我が家は9時には消灯している)


夫は痛みも納まり、何とか横になって寝られるようだ。


朝9時になったら、いつもの整形外科に行かなくちゃ。


あぁ、折角杖を使って歩けるようになったのに、

また逆戻りなのかな・・・・。・゚・(ノ∀`)・゚・。


夫も辛いだろうが、私もせつない・・・・

ため息がでる。


最後までお読み頂きありがとうございました。


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