心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

石川県の地震

昨日、夕飯の準備でもしようかなと思っていたら

テレビから石川県で震度7の地震とニュースが流れました。


「震度7って阪神大震災と同じだよね」と話していると

部屋の植木がゆらゆら揺れ始めました。


あぁ、これって東日本大震災とおんなじだ。


あの時も宮城県での地震の後数分して

大阪でもゆっくりと波打つように揺れました。


仕事中だった私は、窓の外のビルが

ゆっくり大きく左右に揺れているのを

自分が目眩を起こしているんだと思ったほど

信じられませんでした。


そしてテレビからは、津波警報がでました、すぐに避難してくださいと

女性アナウンサーの緊迫した声が繰り返し流れ、

「東日本大震災を思い出してください」と言うのを聞いた時

鳥肌がたちました。


その後、各地の被害の状況などが流れてきて

真っ赤な炎を上げ燃え広がって行く火災現場の映像に

29年前の阪神大震災を思い出しました。


阪神大震災では兵庫県で200件以上の火災が発生して

7,000軒以上の家が炎にのみ込まれました。


あの時の地震では、我が家はテレビや食器などいろんな物が落ち

危ないので家の中で靴をはいて片付けをしました。

そしてマンションの給水塔が傾き断水が1週間続きました。



今回の地震での被害者等についてはまだ詳細は分かっていませんが、

久しぶりに帰省した子供たちと、楽しくお正月を迎えていたご家族も

たくさんあったでしょう。


それが一瞬の内に家が崩れ落ち、何度も襲ってくる強い揺れに怯え

寒さの中眠れぬ夜を過ごされたのだろうと思うと

自然の力の前には、人間は無力なんだと改めて思い知らされます。



着の身着のままの避難を余儀なくされている皆様には、

くれぐれもお気を下さいますように、

そして一日も早く収束することを祈っています。