一人になる覚悟
昨年、突然ご主人を亡くした友人から電話が有りました。
(12月中旬に四十九日があり、私もお花とお供えを送りました。)
「落ち着いた?」と聞くと
「家にお骨があるのが落ち着かなかった。
納骨が済んでホッとしている」と言いました。
そして、この年末年始にも息子さんが帰って来たけれど
これからの事を何も聞いてくれなかった、と気落ちしていました。
彼女は「こんな古くて、あちこち直さないといけない家に一人で住みたくない。
息子が呼び寄せてくれたら、息子の近くに行きたい。」と言いました。
まだ67歳、これからの長い独りの人生を
今から息子さんを頼ってどうするの!
ご主人の遺族年金と、古くても住む家もあり
生活に困らないなら、独りを楽しんだらいいのに、と思いました。
あんなに一人になりたいと言い、
20年も、家庭内別居をしていた彼女の人生はなんだったんでしょう。
『人はみな独り』この言葉をしっかり受け止めないと
寂しい、寂しいで人生が終わってしまう。
先日、夫が義兄と電話で話しをしていて
「俺が死んだら、嫁さんは息子とこの家に住むやろう」
と言っているのを聞いて驚きました。
私はそんな事、考えたこともありません。
一人になったら寂しくてあたりまえ、
それを受入れてこその、独り暮らしだと思っています。
私、もう覚悟はできてるよ〜 (^_^;)
最後までお読み頂きありがとうございました。