心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

こんな時間を過ごせるなんて

20日から23日まで


父の遺してくれたマンションの事で


大分市に帰っていました。



5年ぶりの大分でしたが、何も変わっていないように感じました。



最初の2日は不動産屋さんにマンションを査定して貰いましたが


3日目はまる一日フリーでした。



これが最後の大分になるかもしれないなぁと思い


最初から1日余計に日にちを取ってました。



どこに行こうかな?と考え


大分市の南には行った事がないなぁと思い


臼杵市(うすき市)の磨崖仏を見に行く事にしました。



大分駅から普通電車に乗りました。


30分もすると、辺りは山また山、駅は無人駅となります。





1時間弱で臼杵駅に到着、そこからバスで臼杵石仏へ。


『古園石仏大日如来像に代表される国宝臼杵石仏(磨崖仏)は、


 平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。


 誰がどのような目的で造営したのか、はっきりとしたことは分かっておらず、今もなお多くの謎に包まれています。


 その規模と数量において、また彫刻の質の高さにおいてわが国を代表する石仏群であり、


 平成7年6月15日には磨崖仏としては全国初、59体が国宝に指定されました。


 その後、平成29年9月に古園石仏群の入口にある2体の金剛力士立像が国宝に追加指定され、


 現在は61体すべての磨崖仏が国宝に指定されています。 』(国宝臼杵石仏HPより)






直ぐ前に広がるのどかな風景














中央の大日如来像の頭部は、平成5年に保存修復が完了するまでの間、


仏体下の台座に置かれたままの状態でした。



仏頭を元の位置へ戻す修復が国宝指定の条件として文部省(当時)から提示されたため、


最終的に元の位置へ復元されることとなったそうですが、ちょっと違和感があります。



 全国の磨崖仏のうち約7割が大分県にあるそうです。 


これが岩を削って造ったんだと思うと、昔の人の信仰心の深さを感じます。



臼杵駅のプラットフォームに修復前の仏頭のレプリカがあります





石仏の前の公園のはさんだ所にあるお寺に咲いていた蓮の花












暑くて汗ビッショになりながら歩き回り


この花に癒やされました。



今回大分での3泊4日の1人旅。


マンションの売却を考えなかったら


こんな時間を過ごす事は無かったと思います。



大分駅直ぐ近くのビジネスホテルに泊まり、


夕食何にしようかなぁ〜と夜の繁華街(って程のものでもないけど)をブラブラ!


お酒の飲めない私は居酒屋さんには入れず、


結局1日目パスタ、2日目ラーメンって・・・・(だめだこりゃ(-_-;) )


帰りにスーパーで、いつものアルコール3%の缶酎ハイを買って


部屋でチビチビ(^_^;)


そして朝はコメダ珈琲でモーニング



それでも観光とかじゃなく、ただホテルに泊まって


こんな時間を過ごせたことがとても新鮮でした。




ただの主婦には、贅沢なことかもしれないけど、


たまにはいいやんか、ねぇ〜(^_^;)


次は美味しいもの食べるぞ〜