心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

介護保険料の通知が来た!

昨日、私と夫の介護保険料決定通知書が来ました。



私は年間7万円程です。



100万にも満たない年金の中から


7万も引かれるなんて・・・



これは、同じ世帯に市町村民税課税者の夫ががいるからです。


もし、単身なら2万円程です。


あぁ、7万は高いなぁ(¯―¯٥)




でも、介護保険のありがたみは


父の時に十分感じています。



父は骨折して入院時に介護保険の認定を受けました。


要介護2でした。



退院後、ベッドや車椅子を借りたり


トイレに立ち上がりの補助器具を付けて貰いました。



そして、週4回デイサービスに通い機能訓練と、


週2回お風呂に入れてもらってました。




父の自己負担額は2割負担だったので、


これらの費用が、月5万円を超えていましたが、(昼食、おやつ代を含めてです)


デイサービスに行ってくれていた時間が、


私にはとても助かりました。



1日家で、何もせずにボーッとテレビを見ている父の姿は


私には、ストレスでしかありませんでした。



「車椅子で散歩に行こう」と言っても


「いや、いい」


「ちょっと家の中でも歩かなきゃ」と言っても


「うん、あとで」と言って


結局何もせずに1日が終わってました。



そんな父も、外ではええカッコしいなので


デイサービスのお迎えのお姉さんと


冗談を言いながら、スタスタ歩いて行く姿に


ええかげんにせぇやって、内心思って見送っていました。



もし、デイサービスが無かったら


自分の足でトイレに行く事も


できなくなっていたかもしれません。



その後、施設入所を考え始めた頃に、


介護認定の見直しがありました。



施設に入るのなら


介護認定が低い方が月々の入所料が6,000円程(2割負担で)少なくて済みます。



ケアマネージャーさんからも、


「お父さんの今の状況なら、要介護1になると思いますよ」と言われました。



結果要介護1になりました。



要介護1でも2でも、施設で受けるサービスになんの違いもありません。


施設には、申しわけないですが、あの時


介護度が下がったことは、正直助かりました。



逆に言えば、介護度が下がっても


施設入所が決まらなければ


私の負担が増えていた(デイサービス週4回は行けなかった)ことに


なっていました。



本当に良いタイミングで


介護度が下がり、施設入所が決まったなぁと


今でも思います。



介護保険、使わずに済むのが一番ですが


健康寿命と平均寿命に10年程の差があるんです。



長生きするほど、介護保険のお世話になる事が増えて来ます。


そう思って、少々お高いですがここは我慢です。



でも、これから介護保険利用者は増える一方です。


いつまでこの7万円程の金額で行けるんでしょう(-_-;)