心穏やかに生きていきたい。

60代後半、なぁ〜んにも無い日々の中にささやかな何かを見つけて綴って行きます。

お義母さん!あんたはエライ!(^^)v

昨日、先日ご主人を亡くされたAさんから


無事に四十九日を済ませました、と電話がありました。



友人と弔問に行った時に、


ご主人の弟さんから相続の事でいろいろ言われてる、と


言っていたのが気になってたんです。




子供の居ない夫婦だったので


被相続人は彼女と、ご主人のお母さんです。



亡くなったご主人は遺言書を残して無かったそうです。




だから相続の割合は、彼女2/3 お義母さん1/3  です。




そして残された財産は自宅と預貯金だそうで


自宅を彼女が相続して


お義母さんの相続分を預貯金から渡すと、


現金は殆ど残らない、相続税が心配だ


でも家は売りたくない、と彼女は言ってました。



そしてやはりその時、弟さんから


「母親の代わりにオレが手続きするから


どれだけ財産が有るのか、ちゃんと調べて知らせて欲しい」と


言われたそうです (´-﹏-`;)



確かに、お義母さんは90歳を過ぎてるので


そう言うのも当然ですよね。



でも、違った!



お義母さん、車椅子に乗ってますが、頭はしっかりしてるんですって!



そのお義母さんが


「✕✕(亡くなったご主人)と○○さん(彼女)には


 今まで十分世話になった。だからもう何もいらない!」と言ったそうです!



弟さん大慌て(^_^;) 


(そりゃそうですよね、近い将来自分の懐に入る予定だったのに)



そこに親戚の人もいたので、文句は言えない状況だったそう。



ところがお義母さんが相続放棄をすると、兄弟である弟さんが被相続人になるんだって( ゚д゚)(知らなかった!)



お義母さんは知り合いの人にいろいろ聞いているようで、


「相続額は○○さんと話し合って決めるけど、(お互いに納得すれば幾らに決めてもいいらしい)


それについては、誰にも文句は言わせない。


今日みんなが集まってるから、ここでハッキリ伝えて置く」って言ったんだそうです。



Σ(゚Д゚) すごい!お義母さん!あんたはエライ!



いや〜、テレビドラマみたい!



私もそこに居て、慌てる弟さんの様子を見たかった〜(^_^;)



お義母さんホントすごい! 聞くと93歳だと!



「同居している時はいろいろ大変だったけど、


 分かってくれてたんだと思うと、嬉しくて涙が出た」と彼女も涙声で言っていました。



良かったね〜(๑´ڡ`๑)


これでご主人も、安心して極楽浄土に行けるね。



でも、なんだか複雑な気持ち(´ . .̫ . `)



お義母さんが言い出さなかったら


彼女はどうなっていたんだろう。